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宮城合同労組ニュース
インターネット版No.11
2017年6月19日号
〜ネット版は、主に労働相談・争議関係を掲載しています〜

ブレストシーブ(澤口希能代表取締役)の人権侵害を許すな!

証人尋問が6月26日10時からに決定!傍聴席を埋め尽くそう!

 提訴から2年の間、これまで13回の裁判が仙台地裁古川支部で行われ、そのたびごとに支援の仲間が裁判に駆け付け、原告の橋和浩さんを激励し続けました。そしていよいよ裁判にとって最大の山場である証人尋問が6月26日午前10時から午後5時まで行われることに最終的に決まりました。傍聴席を支援の仲間で埋め尽くしましょう。


除染現場の6名の組合員が未払賃金訴訟を開始、
7月5日第1回裁判(福島地裁郡山支部)に結集を!


 国は、「帰還困難区域を除いた区域の避難指示を2017年3月までに解除する」方針を2015年の6月に示しました。「ふるさとに戻られる方々の生活を考えながら、国や地方自治体は最善の取り組みを実施する」とうたい上げ、計画通り除染を完工させ、目標を達成したことを大々的に宣伝しました。しかし国の言う「最善の取り組み」の裏側で、このたび訴えた6名の組合員をはじめとする多くの労働者たちの生活が賃金不払いにより破壊された現実がありました。
 5月26日、6名が合計約350万円に及ぶ未払賃金の支払を郡山の工事会社に求めて福島地方裁判所郡山支部に訴訟を起こしました。未払い賃金の内容は、@放射能対策教育時と内部被ばく検査時の賃金A特殊勤務(危険)手当B時間外手当C休業手当です。みなさんのご支援をお願い申し上げます。

ヤマト運輸非正規ドライバー畠山さんの賞与差別裁判

仙台地裁の不当判決(労契法20条違反)に抗し、控訴理由書を提出!

 ヤマト運輸で遠距離・非正規職の畠山健治さんが、毎回の一時金(賞与)において支給月数の40〜50%しか支給されなかったことが、@賞与支給に関する裁量権の濫用であり、A背景に非正規差別の査定制度があるとして、仙台地裁に提訴していた裁判に対し、3月30日、地裁が不当な棄却判決を下しました。
 仙台地裁は、原告側が遠距離正規ドライバーと遠距離非正規ドライバーの業務に差異がない(同一労働である)から同一賃金が支払われなければ不合理であると主張したのに対し、比較母体に元々別グループとして存在するセールスドライバーも加えて、正規と非正規の業務内容、配転、幹部への登用の差異を強調し、労働条件格差を認めるという、労働契約法20条を無力化する判決を打ち出した。原告側は、6月9日に控訴理由書を仙台高裁に提出し、反撃を開始しました。仙台高裁での闘いを必ずや勝利させましょう!

※控訴審一回目期日が決まりました。2017年7月26日(水)14時30分からです。
傍聴支援をよろしくお願い致します。(2017/6/20記)

共謀罪の衆参強行採決を弾劾し、安倍政権打倒へ!

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