 |
| キステムは同一労働・同一賃金を実行しろ 非正規労働者にもボーナスを出せ パート有期労働法裁判に勝利しよう！ |
| 第１１回目キステム裁判 速報 |
| 髙橋さん、非正規への賃金差別を敢然と証言！9/22 ２０２３年９月２２日、 盛岡地方裁判所において、同一労働同一賃金を求めて契約社員髙橋さんが起こした裁判の証人尋問が午前１０時から夕方まで行われました。裁判所には全国から大勢の仲間たちが支援にかけつけ、傍聴席をいっぱいにして髙橋さんの証言を見守りました。  裁判開始から午後２時までは会社側の証言でした。被告会社側は本社総務部長・前東北支店長・水沢営業所長の３名を証人に起用し、同じ事務担当者でも契約社員である髙橋さんには正社員より軽い仕事をさせている旨の証言を行いました。しかし、午後の髙橋さんの、証拠にもとづいた証言により、髙橋さんが正社員と同等あるいは多種の業務をこなしている事実が明らかにされました。 また会社側はこれまで、正社員には配置転換が求められ、契約社員である髙橋さんには求められないので負担が軽いと主張していました。しかし営業所事務担当者の場合、転勤事例は十年以上の長い間全国でたった５件しかなく、しかもその移動は短距離であり、転居を強いられるほどの距離ではないことも、原告側霜越弁護士の反対尋問を通してさらに立証されたと言えます。 会社側はこれまで髙橋さんが正社員登用を拒否していたと主張を行っていました。しかし、原告側は、この主張が一方的なものに過ぎないことを、証拠を挙げて明らかにしました。 髙橋さんは、会社側弁護士の質問に対して終始自信を以って敢然と回答しました。裁判官の質問に対しても整然と回答しました。会社側が表にした髙橋さんの行っている業務以外にもいくつか業務を行っていたことを回答しました。契約社員で賞与の出ない髙橋さんの年収は同じ仕事の正社員よりずっと低いものでしたから、生活費をアルバイトで補ってきました。裁判官からのアルバイトに関する質問に対してもはっきり回答しました。夕方、一日がかりの証人尋問が終了。満席の支援者は、髙橋さんの頑張りと霜越弁護士の的確な尋問を目の前にして、勝利判決を確信することが出来ました。  来年１月１２日、公開の口頭弁論が行われます。 ２０００万非正規労働者のため、最後の勝利まで髙橋さんと共に闘いましょう！ （なお、裁判所が当事者双方に和解協議を打診し、１１月２９日に電話会議方式で、協議が行われることとなりました。） |
 |